中田 真由美
(なかた まゆみ)
『 artist / 声あそび表現家 』
東京生まれ、長野県宮田村在住
1985年12月6日生まれ
ー できること ー
作詞・作曲・ポップス歌唱・合唱歌唱
サポートコーラス・効果音
即興声色表現・即興物語
お絵かき・人形づくり・朗読
ナレーション・踊り
脚本・絵本づくり
声あそびのワークショップ
感性を育てるアートワークショップ
アート企画運営進行
■ 活動プロフィール:
歌とギター・オノマトペ声音表現・即興・作詞曲。
『 多彩な声色と遊ぶように歌う 』
人間の記憶・自然・命についてを独自の詞世界(ことば)で絵本のようにしたためている。
環境・人を感じるまま即興、様々な声色を追究。
感性を研ぎ澄ませ、表現し、つくり、遊ぶ。
活動の場は全国津々浦々で、カフェ、美術館、映画館、本屋などが多く、
Live、CDや手作り作品の販売、ワークショップなども展開中。
|中田楽曲映像(片岡翔監督)【http://youtu.be/5x8SeE4m8To】
|アニメ×うた作品【https://youtu.be/0ezxPxdSpVc】
2005年、アコースティックギターと歌の弾き語りでソロ活動をはじめる。
片岡翔監督による映画「くらげくん」(PFF準グランプリ他13冠受賞)、「ヒゲとリボン」など6作品に楽曲提供。立体アニメーション作家フシギナによる映像作品「うそつき」を共同制作、コンテンポラリーダンサー、操り人形師、ライブドローイングなど、多数アーティストとのコラボで活動の場を広げている。
2020年より、創作活動に力を入れるため、活動の拠点を東京・長野の2拠点に移行。これまでの音楽活動に加え、イラストレーター、物語、手芸など、作家としても作品を生み出し、朗読、踊り(反応する身体)など、あらゆる形での”表現”を絶え間なく続けている。また時間演出などにもこだわりを持ち、人の「心」を大切に見守り、考え、丁寧な企画・ものづくりに取り組んでいる。
その他、感性を磨く声あそびのワークショップ講師なども展開中。
2015年、待望の1st album「はだかの音楽」を発表。
以降これまでに、5枚のオリジナルアルバムをリリース。
2023年には、音楽家・夏秋文彦、中田真由美による即興アートサウンドユニット「ephyra」結成。
既に2枚のアルバムをリリースしている。
■ 表現方法についてと他者からの紹介文:
メロディーと日本語を操る(歌)と、声そのものを多彩に操る(声あそび)を混合させたオリジナル楽曲・即興パフォーマンスなどで、唯一無二のいたずらな音世界を繰り広げる。作詞作曲では、「人間」「命」「自然」など真理や根源を感じさせる楽曲が多く、彼女自身がもつユーモアと浮遊感、自由度の高い柔軟なパフォーマンスが芸術的である。独創的なその時間は、静かに美術館を歩きながら絵画やアートを鑑賞し、堪能する時間にも等しい。彼女のピュアな音楽作品に触れ、心が洗われるリスナーも多い。そして、想像の旅へと誘う彼女の歌声は、聴く者の想像力を掻き立ててくれる。芸術家や表現者、クリエイターにインスピレーションを与え、愛されるアーティスト、それが中田真由美である。
■ アートと暮らし:
1985年12月6日、東京に生まれる。
17歳〜19歳の2年間、歌唱技術の基礎を学ぶ。
18歳、独学でギターを始め、オリジナル楽曲を描きはじめる。
20歳、東京を中心に各地でソロ弾き語り活動をスタート。
2020年冬、音楽制作、ものづくりに没頭するため長野県伊那谷へ移住。
ギター弾き語り、即興ヴォイスパフォーマンス、朗読、お絵かき、表現やものづくり・アートで、自らの可能性を追究する中、人々の感性と響きあい、感じる喜び、その素敵を拡散することを真髄としている。
その他、アート企画運営やワークショップ講師としても活動中。
《自由に表現で遊ぶ》《表現の分析》《段ボールオリジナル楽器をつくって遊ぼう》など大人向けや子供向けの表現遊びの提案をしている。
【 作品 】
※ 中田真由美ソロプロジェクト
(2015年12月)中田真由美ソロ弾き語り1stアルバム「はだかの音楽」
(2019年5月)音楽家・夏秋文彦の編曲の元、制作した2ndアルバム「ユメノワナ」
(2020年7月)mini アルバム「ざぶん」
(2020年12月)mini アルバム「きぶん」
(2022年1月)朗読ミュージカルCD「少年とニーシカ」
※ 夏秋文彦∵中田真由美:アートサウンドユニット”ephyra”
(2023年4月)mini アルバム「no title:quiet」
(2023年8月)mini アルバム「no title:sign」
【 コラボ作品・受賞 】
※片岡翔監督、短編映画6作品に楽曲提供。映画「くらげくん」(PFF準グランプリ他13冠受賞)
※アニメ作家フシギナとのコラボ作品「うそつき」が2019年立川名画座通り映画祭ミュージック部門優秀賞を受賞
▼映像や音源サンプルなどは、下記ページよりご覧いただけます。
(彼女を知る現役アーティスト・クリエイターから語られる言葉。中田真由美とはいったい...。)
真面~目に『へんてこ』を追究しているアーティスト中田真由美。
それは決して奇をてらった『へんてこ』ではなく、等身大の彼女のフィルターを通して見えた世界だ。何度も丁寧に推敲が重ねられた詩を、いくつもの巧みに使い分けられる声色とそのポップなへんてこメロディに乗せ、人間の楽しさ、素敵さ、面白さ、滑稽さ、悲しさ、寂しさ、切なさ等を表現する中田ワールド。
彼女独特の『ユメノワナ』が仕掛けられた妄想と現実の狭間の世界を存分にお楽しみいただけたらと思います。
ーーー(音楽家/夏秋文彦 Hico Natsuaki)※2ndアルバム「ユメノワナ」参加アーティスト
中田真由美は、(ビョークやヨンシーなどと同じで)傍系を持たない固有種である。
とても無邪気で無防備。オーソドックスなフォークソングの循環コードを基盤にはしているが、その上に乗せるまだ誰も歌ったことのなような意外性のある美しいメロディ、突然のBPMチェンジは聴き手の脳内リズムを脱臼させる。
そして声。口唇のすぐ先で風が吹いているような清新な発声、こぶし、喉声、一瞬だけのファルセット、リコーダーのようなノンビブラートの強いロングノート、語り。ソングライティングに奉仕するように、これらをその場の雰囲気に合わせて、自在に行き来する。唯一無二のシンガーソングライターである。
ーーー( 詩人/カワグチ タケシ )
中田真由美。一途にも1本のギターを連れて歩き、大好きな歌をいつだって幸せそうに歌い続けている。彼女のオリジナルの歌声と作品たちは、分かりやすく例えると絵本世界に近いが、平面では収まらない「 飛び出す絵本 」と言うのがいいだろうと思う。ページを開いた瞬間に驚きがあって彩り豊かで面白い。
彼女の純粋さを忘れない生き方と、そのイタズラな楽曲に触れた人は、いつの間にかに心がくすぐられ、自然と笑ったり、ふいに涙が溢れたりしてしまうのだ。
ーーー( 絵描き/M.O )
【親愛なる中田真由美とのエピソードと、表現者としての彼女へ】
私が最初に彼女の歌に出会った時、まず、「なんか、いいな。」と想った。「何が?」と聞かれるとそれは分からない、曖昧なニュアンスで感じ取っていた。だけどその「なんか、いいな。」という感覚が、なぜか翌日になっても離れずに、さらに翌々日になると、彼女の表情とメロディーを忘れられなくなっていることに気がついてしまった。あれ?なにこれ、、、まるで、恋でもしてしまったかのような気分だったのだ。それからは、すっかり中田真由美のファンである。
若干22歳で、何かしでかしそうなオーラを放っていた彼女と仲良くなるのは当時とても難しいように思われていた。繊細で思想がとても強い芸術家、もしくは頑固な職人。と言った両極端なイメージがあり、間違ったことを口に出したら、泣かれて、もしくは、つんけんされて、二度と近づけなくなってしまうんじゃあないか?という感じがしたのだ。それでも勇気を出して、声をかけて自分の作品を見せ語りかけると、意外にも彼女は柔らかくにんまり微笑みながら大きな空気感で、緊張する私の言葉にゆっくり耳を傾け受け入れてくれた。そして「今度お茶でもどうでしょうか。」と彼女の方から誘ってくれたのだ。簡単に二人きりになれた事に動揺を隠せなかった。笑
「大切な事を忘れないで…。」会話する度に、彼女の口からこぼれるメッセージに、何度救われたことだろう。とても苦しんで、モノを創り表現を選ぶ者達に、何故か彼女は、大きな愛情を注ぐ。私が気になって「なぜ?」と聞いたことがあるが、「好きだから」といつも返事をする。彼女の「好きだから」は、とても芯が強い。そしてさらに驚いたことは、日常生活をそのまま包み隠さず話す。もしかしたら不器用なのかもしれないが、とても無防備で無邪気。やはり、いまだに不思議で興味深い人だ。モラリスト的な彼女の言葉を読みながら、ファンの間で「ナカタイズム」だとか、「中田中毒」だとか、言われるのも理解ができた。
歌い続けて10年が経つという彼女は、現在では各地で、唯一無二の歌声パフォーマンス、天衣無縫なステージを繰り広げている。
きっと、死ぬまで、歌っているんだろうと思うし、本人もよくそんなことをハッキリと言う。
そして、やっとアルバムを作る気になったんだね、私もすごく嬉しいです。
ファンの人達をずいぶん待たせたと想うけど、みんなはそんな中田真由美の曲がらない部分も含めてこれかも好きでいると想うから、ずっと好きなこと好きにやって、いつまでもラブリ〜&ハッピー!な可愛いアナタで、みんなに笑顔を与えていてください。
アルバムリリース、歌い手として10年、
心から、おめでとう。
2015. ニューヨークから愛を込めて…
友達作家より