てづくりのぬいぐるみ

2022.02.15



雪だと予報でいうから

きをはっていたけれど?


きょうは、珍しく予報がはずれた。


それもまた、よし。




ここ最近、つくりたい!という意欲が

ばくはつ! している。


めがさめて急にアメリカンドッグが

つくりたくなって、


はりきって、つくっちゃったり。



おからドーナツを

わざわざ輪っかにして18こも

つくっちゃったり。


しかも、

シナモン、ごま、キャラメル、プレーン

と、4つの味がたのしめるようにして。



それから、

今月はいってから

なんだかむしょうに

「ぬいぐるみ」がつくりたくなった。



ふわふわの赤ちゃんみたいな動物の

ぬいぐるみ。



たぶん、じぶんが

子供をうまない人生のレールを歩いていることに

気がついて、葛藤して、そして

受け入れた今、何か、


「かわいらしい存在」


がそばにいてほしくて、



犬や猫も大好きで、人ん家の子供も大好きで

どこかで逢えたら幸せなんだけど。


それは、わたしにとっての

日常ではないし、日常には居ないから。



日常的にカタチだけでも

かわいらしい存在、ほしいのかも。

とおもったり。



それで、えいやー!



と、



なんとな〜くのイメージで素材を

買ってきて、どどどどど〜っと


まるでブルドーザーのような気分で


チクチクチク〜っと

繊細な針糸仕事を貫き進めていった。



わたしは、

一度、そのモードに入れれば

そこからの集中力が半端なくて


いろーんなこと忘れて

ほかに何もいらないなぁ


という状況になり

そのまま没頭をつづけると


ごはんもたべずに


夜までソファから動かない人に

なり変わってしまう。



絵を描くときも

作曲するときも

文章を書くときも


そして

ぬいぐるみをつくるときも


そうだった。




作り方を知らないまま

想像のまま

型紙もなく


布を切って

ぬってとめて

ワタをつめて


ぐりぐり



数日つづけた第一歩の

ぬいぐるみづくりには、

分からないことが色々あって



今回のはじめての挑戦では、


失敗したところもあるのだけれど。




誰にあげるものでもないし

自分のためのものだし


自分のいちばん、いいね!とおもえる

理想的なカタチや表情にできれば


それは大正解で


そして、これは失敗ではなく大成功なのだ!



と、チクチクしながら、思い直せた。




まだつくり途中だけれど


たぶん、この子は

ずっと変化しつづける作品に

なるのではないかなぁー?



などと思う。



それは、わたしが

Liveで歌をうたいつづける時に感じる

自分の楽曲に対する印象にも似てる。



あれがついたり、とれたり、

とったり、きったり、くっつけたり、

着飾らせることもあるかもしれないし、


やってみたいアプローチもあって、



もう少し技術の向上をしよう!



と、



いま、とても前向きな気分である。




わたしの勝手なおもい?を

背負ったこの子は


やはりまるで自分の子供のよう

なのかもしれない。



しかし、

親は理想を子におしつけてはいけない。




いつか、

手足がうごいて


君も自由に動ける時が来たなら


どこへでも好きなところで

生きていくといいさ。



行きたくないなら

ここにいればいい。




まずは、絆を深めようぞ。






中田真由美