2021/08/26
日傘をさして
おさんぽ。
鏡の向こう側にいる
自分の世界が
時々
みょうに気になるのです。
そして、
もう一方の世界の自分を
想像したりします。
あの時、あの人と
一緒になってたら?
あの時、自分が
あそこで、ごめんなさいと
言えていたら?
もしかしたら?
私は、そっちの世界では
今と全然ちがう暮らしを
選択しているかもしれない?
という
また別の様々な物語。
実は、今って
一つじゃないのかもね。
とか。
そういう、パラレルワールドを。
この後、私は、
右に曲がって歩いたけど、
鏡の向こう側の自分は、
左に曲がって走ったかもしれないし。
そんなことを考えたら
おもしろくて。
それから、
それが自分の励みや慰めや癒しにも
なったりするのです。
そんなお散歩をした今日は、
とても晴れたので、
河沿いの原っぱで
おいしい米粉のあんぱんを食べたり
大好きな
セラード珈琲を飲んだり
なんだか面白いものを
見つけては
写真を撮ってみたりして
この写真を見た人が
いったい何を考えるかを
想像しながら
楽しい時間を過ごしました。
お散歩中
緑色の小さなどんぐりを
見つけたし
意味深なメッセージが貼られた
遊具もみつけたし
夜には
煌々と光る月に照らされている
自分の陰や
草木の陰に
なんだか心が
ウキウキとしましたとさ。
あ。
北欧映画も、おうちで観ました。
フィンランド発の
ヒューマンドラマでした。
作品タイトルは、
【ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像】
北欧作品特有の雰囲気が漂う
絵画の価値や、人生や、親子、思春期や、
お金や商売、人間など
日本にはあまりない文化を見たりしながら
芸術世界に没頭する主人公の
おじいさんの生き方に
想うところが
色々あったなぁ。
怒りも悲しみも感じたし、
滑稽にもおもえたし。
じっと、そこで流れる
音楽に
耳を澄ませたりもできた。
北欧、行きたいな〜
なんて想ってたらその時
私の大好きな
「北欧、暮らしの道具店」さんから
お知らせが来て
すごーく可愛い
北欧の貯金箱の写真を見つけて
これ、
ほしい〜!
って
必然的な流れを感じたりもしちゃった。
身の回りにある凡ゆる物事の
タイミングって
おもしろいですね。
とっても、とっても、
キートス。
中田真由美