木を彫る

2021/08/25




最近
きゅうに

木を彫りたいな

って

おもって

先日

マリオネットアーティストの
山本由也さんに

切り出しナイフ

っていう

小さな刀みたいな
ナイフの


使い方を
教わった。


由也さんは、
自分で人形をつくって
操る達人だから

切り出しナイフ1本で

人形の表情や形
瞳や指先
繊細な表現もできちゃうみたい


それって
凄いこと。


わたしは
生まれてはじめて


そのナイフの存在を知った。


使い方を見て学び


帰って思い出しながら
手元にあった小さな木を

彫ってみることにした。


なんにもしていない状態の
木の形を見た時

その子は
くねっ、て腰を
ひねらせているみたいに
見えた。

次に

絶妙なバランスで
立てることに
気がついた。


そして、

さらに、


じーっ


と見ていると


それが、
犬のハナちゃんに
見えてきた。


犬のハナちゃんというのは、

夏秋さん家の
愛犬で


めちゃくちゃ可愛くて

愛おしくて


リハやレコーディング、
ミーティングや
Liveの移動中とかも
ハナちゃんと一緒の時間が
増えたから


わたしにも
懐いてくれるようになり

今じゃ

すっかりメロメロで


ハナちゃんのことが大好きで

ほんとに夢にも出てきちゃうほど
大切におもってて


わたしは、
ハナちゃんの
マネージャーみたい。笑

毎日気になってしまっている。


あ。


木の話にもどると、、、笑



その木が
腰をくねっ、てしている
ハナちゃんに見えてきたんです。


それで、

そのままおもったように
木を彫って

彫って

彫って


数時間後には


木が
しっかりと

犬のハナちゃんに
なりました。


とても、めでたい気分。



木を彫るのは
たのしいな。


好きなものの形を想い描く時間。


それは、


好きな人に手紙を書いている時のよう。



木も、ハナちゃんも、
ありがとう。




後ろ姿も
チャーミングだね。




中田真由美