2021.02.09
文房具屋さんで知った
イラストレーターさん
柊有花さん。
彼女のつくっているモノや
彼女から産まれるコトバに
興味があって
作品も
おもしろい。
今日は、
塩尻市立図書館で
彼女の作品展示が行われていると知り
はじめて独りで
飯田線に乗って
小さな旅をしてきた。
はじめての電車はドキドキした。
切符のこととかがわからなくて
ぜんぜん、気がぬけなかった、笑
宮田から塩尻までは、1時間30分ほど。
その間、
音楽を聴きながら。
ゆらゆらと。
塩尻に着くと、豪風。
つんざくような冷たい風が
ビュービューと
身体を吹き飛ばしそうだ。
ブルブルふるえながら、
塩尻市立図書館にはいり、
まず感動したのは、
図書館の美しさと大きさ。
センスのよい整った空間があった。
そして奥へと歩くと
柊さんの作品展が見えてきた。
人の作品、しかも、原画を
自分の目で見られるチャンスなんて
とても貴重で幸せだ。
展示でひとつ
私が高揚して撮影してしまうものがある。
それは、
「作家のごあいさつパネル」
この一枚のパネルに
作家が自分の想いをギュッと込めて
分かりやすくまとめ
来場した私たちに向けて
ごあいさつ
をしてくださっている
きわまるよね〜。
「あの作品をつくる人はこんな素敵な言葉を使うのか」
「なるほど、そんな経緯で。ふむふむ」
「これを書くのにどのくらい時間をかけたのだろうか」
「もっと綴りたい言葉があるのだろうか」
「どうしてこんなに言葉が上手なのだろう」
「もしも私がご挨拶をするとしたら?」
私も様々な想いを馳せながら
背筋をピンと伸ばして
じっくりと読むのである。
そうしてその後に見つめる
一つ一つの作品に
心を打たれながら
「ここまで来てよかった」
としみじみ思うのであった。
柊さんのメモ帳
お客様へ郵送でCD送る際とかに
使わせていただいているから
もしかしたら
あなたのお手元にさりげなく
柊さんのイラストがあるかもしれません。
わたしは、
自分のイラストで文房具を作りたい
っていう夢があるから、
実現のための勉強にもなった。
アニメーションや
文章と絵
木に描かれた絵
などなど
塩尻市立図書館はハイセンスな空間だっから
柊さんの展示も
しっくり
相性もGOODだった。
図書館に併設されたカフェで
ナッツが沢山のったタルトケーキを食べながら
まったりした時間もすごせたし
いろいろな本を覗き見したりして
あの場所であれば
1日中いても
あっという間にすぎるだろうな、、、
好きな人に導かれて
また
素敵な場所を見つけることができた
この循環が
素晴らしいです。
日々、
ありがとう。
だーね。
中田真由美