待ちに待ったスリーマンライブが終わってしまった。ほんとに嬉しかった。お店は幡ヶ谷の36°5で、私が20代前半の頃に大変お世話になったホームのような場所。店長の水野くんは、弟のようで、一緒に成長してきた仲間でもあり、私の音楽的、人間的な性質をよく理解してくれている人なので、この日は、この日のこの場所でしか出来ないことを存分に挑戦できた。護られている中でのライブだったので、如何に気が緩まずに、歌は緩めて、お届けできるか、は、私の課題だった。
リハーサルの時からオツベルくん、徳網正宗くんとの再会が嬉しくて嬉しくて舞い上がっていて、集中力散漫、テンションがハイな状況だったので、みんなに声をかけて、「今日の私はまったくダメなので、みんながしっかりしてちょーだいぃ〜」とお願いしながら過ごしてた、笑。
思いつきで、エレアコ・ガットギター・バンジョーの3本を持って行って、はじめてのことをいっぱいした。最近はガットギターを弾いていて、曲がよくできるので、そのままライブでもその音でやってみたいと思って、挑戦した。エレアコでやるのとは、感覚が少し違ったから、これはまた修行の道だなと思った。
大事なエレアコくんは、どうやら調子が悪くて、この日はマイクどりでライブをした。これもなかなかやらないことだから、すごく経験になった。
前夜に実は、屋久島のおおくまくんと公園でずっと歌ったりしていて、本来の自分自身を取り戻す機会がおとずれたこともあって、この日のライブは、私自身の幸せな状態がそのまま伝えられるものになったように思えた。それは、歌い終わった後の、お客さまの表情が、いつもに増して、ふにゃふにゃで幸せそうな表情をされていたのをこの目で見ることが出来たからだと思う。私達は会場で一つのことや様々なことをきちんとシェア出来たのだなぁと感じた。
徳網正宗くんも、オツベルくんも36°5によってこの日に初めて出会い、私はその仲介役のような形だったので、何年か歌いあいっこをしている二人が出会う様子を見ることができて楽しかったし、オツベルくんはライブのMCの中で、徳網くんのライブ中の話を繋いで歩み寄っていたりする姿が、とても素敵で、徳網くんはそのことを打ち上げで「とても有り難かったです」と話していたので、なぁーんか安心したなぁ笑。
徳網くんの「張り裂ける熱い何か」を感じた後に、オツベルくんの「空想から射る静かな何か」を感じると、より強調しあい全体を通すとその似て非なる者たちは、調和を生み出すんだなぁということを私は学びました。彼らは、月も太陽も持っている。
三人でセッションした「ミタイ」は、お客様方いはく、本当にすごく良かったよぉ!という感想と偽りない表情だったので、きっとオツベルくんと徳網くんは音楽的に混じり合うことが難しい面もあったかもしれなかったのに、やってもらえて、三人で出来て、お客さんも喜んでくれて良かったなぁ〜って、私は思ってて、二人はどうだったかなぁ?笑
二人とも表情に出さないから、ドキドキしてたよ私は、笑。
セッションステージでは、私の問いかけに対してスルーする徳網くんに対してめげてる私をオツベルくんがフォローする場面があったりなんかして、そんなファニーな状況のことも私は全体的にこれは愛無しでは成立しない状況なのだなんて考えてて、なんて楽しいんだろうぉ〜って、感じてました笑。ほんとに。
とにかくオツベルくんは、ほんっとに、最後抱きしめたくなるくらい良い子だなぁと思ってしまいました笑。徳網くんは、ドSだなぁ〜と理解しましたよ、笑。
そんな調子で楽しませていただきまして、こんな機会をもらえてとても嬉しかったのでありました。
みなさま、ほんとに有り難うございました!!
中田