映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』


きょうは ひさしぶりに ラブストーリーに ふれたい きぶん。手にとったのは、美しい女優さんと美しい俳優さんの映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』でした。
アン・ハサウェイさんってとっても魅力的。この映画では露出するシーンもあったのに、それがまったくいやらしくないし、とても綺麗で明るいきもちで観ることができた。人の23年間を演じるってとてもすごいことだなぁと思う。最初のシーンから最後のシーンまでで、かなり変わる。きちんと成長した顔つきになるし、年も取り、時の経過を演じきっている。年相応のシーンは楽かもしれないけど、ヤングな時期のシーンでも、役者さんはまったく違和感なく、若く、顔つきも脳のしわが少なそうな感じになる。それがすごい。役者さんだけの力ではないとも思うけど、観たところ、同じような時の経過を作品にしている『ベンジャミンバトン』みたいに、特別なメイクをしたりもしていない。なのに、何故かきちんと、そして自然と、約2時間の映画の中で、23年の時が経つ。

いつも思うけど、内容が素敵な映画なのに、日本語訳のタイトルにすることで、バカっぽくなるというか、手をとるのを躊躇うタイトルになってしまっていたりすると、とても勿体無いなぁ…と感じる。分かり易くなっていいのだけれど、ラブストーリーというのだけでもなんだか、(う…。)と私は感じてしまうから、この作品をレンタルするところまでいけたことは、私的にすごいことで、その理由を辿ると、やっぱり"キャスト"の魅力だったと思う。
アン・ハサウェイさん(『プラダを着た悪魔』主演 )、そして、ジム・スタージェスさん(『アクロス・ザ・ユニバース』主演 )。
ジム・スタージェスさんのゴージャス世界での気取りっぷりからの、そこから堕落したボロボロ可哀想男子の役柄も素晴らしかった。スタージェスさんは、アクロスザユニバースでも、愛する人を抱きしめたり離れたり失ったりまた抱きしめたりという感じの役だったけど、そういうロマンス系のが似合うのかなぁ。というか、ザ男の人、というイメージがある。
調子に乗って浮かれてる時は、適当に人を傷つけながら邁進するのに、いざ自分に何もなくなるとめちゃんこすがる。みたいな像ですねぇ。笑 ( 本人の本当のことは知らないですが、役者としてのハマり具合のことです。 )

こういう映画を見ると、やっぱり自分の心に従いたい、最後に愛は勝つ、ということを信じていよう。とシャキッとする。ある程度私も年を重ねたので今はそれだけでなく、「愛を信じていよう。《例えそれが映画の中だけで叶うことであったとしても》自分の心に従い続け貫いて生きていこう。」というところに今は至る。

ひとりで生きてくかもなぁ〜

な自分もそんなに悪くないなぁとか思ってみたり。ま、今後のことはよく分からないのですが。

恋愛とは妄想力、その先のことは人間力。

そんなことを最近考えるので、私は人間力を磨いていかないといけないんだぁわねぇ〜という感じでございまする。