オールナイトをひさびさに経験し、くらくらしながら早朝。
この日は、実家のほうに用があったから、実家のほうに帰ったのですが、
なんと、いるはずもない怪獣、姪っ子が家にいました。
帰って即座にねむりたい気持ちはつよかったものの、
お風呂にはいりたい気持ちの方がきちんと勝ってくれて、
わたしはどっぷりとお風呂に浸かってから、ほかほかの身体で
眠りにつく準備をしていた7:00頃。
「まゆちゃ〜〜〜ん。。。。」
あ。姪っこだ、起きてきてしまったか、、、
私「おはよう、どうしたの?」
父「早起きすれば、まゆちゃんに会えるって昨日の夜
言っといたら、ちゃんと早く起きてきたんだよ。
朝帰りするとはこっちも思ってなかったし。」
私「・・・・。 ( 今から遊んでやれってことかい?苦笑 )」
姪「まゆちゃぁん、おかえりなさいぃぃぃ。
(眠い目をこするというやつで、本当に目をこすっている。)」
私「・・・・。私は今からねむりたいんだがぁ・・・。」
姪「寝ちゃうの?じゃあ後でかくれんぼしようね?」
私「う・・・・うん、あとでね。それまで君がここにいるか分からないね。
でも、あとでね。わたしが一回寝て、起きたらにしようね?」
姪「うん。おやすみなさいぃ。まってるね。まゆちゃんがねむれるように
このうさぎさんとねこさん(ぬいぐるみ)を置いておいてあげるからね。」
あっちゃぁ〜〜〜〜こりゃ、しまったな。
完全にやられたな。・・・・久々に姪っ子に会えて。
めちゃくちゃかわいいし。
あんなにキュートな仕草で一緒に遊ぶことを求められて、
こちらの言い分を素直に受け止めて、今すぐじゃなくて、
「あとで。」を信じて「待ってる。」なんて言われちゃったら、
そりゃ、安易に長時間ねむれなくもなるよ。笑
かつて、どれほど、わたしは兄弟や恋人や両親に
「あとでね。」
という言葉で期待を裏切られてきたことか。
正直、この言葉は、最悪だ。大キライだ。嘘つきの始まりのような言葉だ。
にっくきあの言葉を さっき私は、あんなにかわいい姪っ子に対して
気持ち半分くらいで
あわよくば、かくれんぼの事は忘れてくれたまえ、くらいの気持ちで、
使ってしまったのである・・・モヤモヤ。
そして、ねむれん!!(ぎゃぁ〜)
というわけで、使命感の強い私は、結局
3時間ほどで、「バッッ!!!」と目が覚めてしまいました。笑
姪っ子は、きちんと待っていてくれて(くれて?笑)、
そこからぶっとおしで、夜まで、特殊なかくれんぼを続けましたとさ。ハハハ
でも、会えてうれしかったし、かくれんぼなんて
何十年ぶりだった。・・・たのしかったなぁ〜。
途中、わたしのほうから、変な設定を思いついて
「下の押入れに入ったときだけは、まゆちゃんには見えない魔法がかかってるみたいだわ」
なんて言ってしまったところから、姪っ子が「まゆちゃんといるの面白い。」と喜びだして、
そっからが、長かったなぁ〜〜〜〜〜。
見つけても見つけても、姪っ子は鬼にはならないルールのようだったし、
わたしが永遠、鬼だった。
こういうのを小学校でやったら、きっとずっと鬼=「いじめだ」と子供なら思うに違いない。
だがしかし、なぜか予期せぬ事態で家族サービスデイになってしまった私には、
自分の睡眠時間を削ってでも、姪っ子の笑顔のために全力を尽くさねばならない。
と、そう感じておりましたとさ。
私は、用がないと実家にも帰らないし、姉や兄へのところへは挨拶しにいかないし、
だからぜ〜んぜん、姪にも甥にもなかなか会わなくって、
どうしようもない、おばちゃまだから、久々に会えた時くらいは、
しっかり、「楽しいおばちゃま」していたかったのである。
そうして、きちんと「楽しいおばちゃま」として、やり遂げたのである。
自己採点100満点だったわ、えっへん。
夜には、やっとこさ、自分のお家に辿り着き。
おお〜こんなにも、自分のお部屋が愛おしいと感じた事は
なかったわぁ〜、と、ふにゃふにゃと眠りに落ちました。
夜中に目が覚めて、体重計ってみたら、一気に1,5キロも痩せていたので驚きまして、
こどもの疲れ知らずに本気で付き合っていたら、もしかしたら大人は寿命が縮まるかもしれない!
だから大人達は、ミーティングをして「あとでね作戦」という作戦を思いつき、
気持ちを半分くらいで、ゆらゆら、子供の遊びたい願望と上手く付き合っていたのかもしれない・・・
いまなら少し、許せる。ふむ。
と、大人の味方になりつつある中田。
そんな今日の成長記録でした。
おしまい