ありがとう。

なんども なんども 確かめ合った。
歌と私は 深い絆で結ばれている。
それをまた 11月13日のワンマンライブで
確かめることができた。

思う歌をここのところ何度か
歌えていなかったことがあったり、
そこには 言い訳をする自分が いたり、
歌うこと以外の 私を 求められるシーンが
増えたことへの 不満だったり、
そうやって 大切な時間を 
自ら削りに行っているような感覚に陥り
虚無感みたいなものが
発生していたようです。

思うように歌が歌いたい。

それのみ。それのみの感情が、体の中で
膨らみを増して溜まり込んでいたようで。


ワンマンライブをすると、急遽決め、
皆さんを振り回してしまったことを
お詫びしたいです。

きっと。色々と、これまでも
ごめんなさいは、沢山ありましたが、
10年間の感謝を込めるライブを
こんな急遽決める形にしてしまうだなんて
来たいと思ってくださった方に対して
その行為自体が
なんだか無礼でした。

でも、今、このタイミングで
11月13日の阿佐ヶ谷ハーネスさんでの
ライブを決めていて本当に
ラッキーだったと感じます。

私は、ハーネスさんが、何故かなんだか
とても好きです。

思う歌ばかりをこの日に
丁寧に丁寧に歌いまくりました。

数えたら、30曲でした。

セットリストを載せますね。


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ソラティチャリ
雨音光
うそつき
電車に乗って
べあうちふる
君へ
ひなたぼっこ
(新曲)ブロッコリー
(新曲)青いマフラー
(新曲)ことば
(新曲)人形焼
スイッチヲ
くらげくん

〜休憩〜

smile again
てふてふ
チヨコレイト
ブランコ
スウィング うぃず らぶ
ふたり
すてきをさがス
バイバイ
カァ
ミタイ
背中
最期の最後
希望のカケラたち

[アンコール]
Good night

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本当に皆さんが温かく
見守ってくださったお陰様だ
ということを一曲一曲、
噛みしめながら、想いながら、
歌わせていただくことができました。

この10年間。

苦楽を歌と共に過ごしてきました。
そして、きっと、聴いてくださる
皆さんとも一緒に歩いていたと思います。

実は、心の中で私は歌に対して
『今日でサヨナラだよ。バイバイ』
という言葉を投げかけていました。
最後だ。
という気持ちで歌う夜を過ごして
更にこれからも、歌い続けたいと、
きっと深いところで感じたかったんです。

確かめ合った夜でした。
気持ちよくて たまらなかった。
本当にこんなふうになれるなんて
うれしかったです。
聴いてくださり、
ありがとうございます。


来年から、
歌う回数を減らす理由についてですが、

じっくり、歌と向き合う日にしたいこと。
また創っていきたい、と思うこと。
そして、これは、後づけになるのですが、
来年からイラストレーションを
学びたいと思い。
学校に通ってみることにしました。

私は、一つ一つ、納得して、
一つ一つ、じっくり集中して、
進んでいかないと、
どうもダメなタイプでして。
来年は、気持ちを一つに向けたいです。

先日、ドキュメンタリーを撮りました。
そこで私はハッキリとこう言うのです。
『音楽をしているとは思ってなくて
絵が描きたかったんです。
頭の中で絵を描けばいいんだ、って
思った。』
と。

そして、最近、
『永い言い訳』という映画を観ました。
竹原ピストルさんの出演されてる映画です。

この二つが私の中で、
引っかかり始めていたことに対して
素直になるきっかけをくれました。

『私は、絵が描きたかったんだ。

(それを諦めて、捻くれて、独りで歌うことにしてた。誰にも出来ないやり方が、私の中にはあるって思ってた。歌う方に立つことで少し、言い訳していたかもしれない。私はずっと絵が描きたかったんだ。)

でも、やらせて貰えなかった。でも、今なら自分は、いっぱいこれまで積んできた経験を使って、働いて、お金を貯めて、誰にも文句を言われずに、自分の力で、その気持ちを浄化させてあげることができる。素直な気持ちに辿り着ける。

そう思いました。
それで、歩きだすことにしました。

歌を続けてきたからこそ、
気づけたと思うし、絵を知れば、
さらに歌が出来る気もしてて、

そんなにうまくいくかは、
よく分からないけど。

ちょうど、結婚も子供も出来なかった
31歳という人生だったわけで、
これは、きっと、もう少し、
好きに生きてても問題ないのだ!

という結論です。

それで、自分には、ずっと昔からの
夢があって。
…個展を開きたいです。

たくさん描いて、それでまた、
10年後が来たら、全部、中田真由美で
お届けする。時間空間一時停止室。つまりは、ギャラリーに存在してみたいのです。

それくらいできたら、
きっと死んでもいい、って
思えるかなぁーなんて、笑

イメージがあります。

ものづくりをする人のことも
そしてその人の手から産まれた
作品たちのことも
好きですし、
私自身も、そこに居たいです。

というわけです。

なので、また、そっと、
見守ってくださったり、
ふっと、思い出してくださったら、


私、それをエールだと思えるから
そうであると嬉しいです。 


2017年が楽しみです。
早く春が来て欲しいです。

こーんな私ですが、
よければ、これからも
どうぞよろしくお願いいたします。


- 感謝 -