職人社 秀平組代表
挟土秀平さん
(はさど しゅうへい)
壁を創る人。カッコいいです。生き様、こだわり。そういうふうにしか考えられない。これでしか生きてかない。探究心と洗練されていく思考など、ザ・職人。という感じがします。男らしく荒々しい雰囲気がありますが、繊細さと、大胆さと、両極端な作品を作ってらして、過去テレビ番組に出演されていた時の映像を見ていて、偶然、このお方のことを知り、私は驚き、矢野顕子さんとのツーショットでのトーク番組でのお話には、様々な場面で、こころを鷲掴みにされてしまいました。
多勢の人を動かしながら、プロジェクトを進め、巨大な創造物を構築させることの出来るお方なので、相当な人への心の深さと広さを兼ね備えて…こその、迫力なのだろうなぁ〜なんて勝手に人物の想像をしていますが。挟土さんの放つ言葉に、貫くものが感じられて、興味が湧いてしまいました。一つご紹介しますと、
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「職人は臆病であれ」
自分自身に問いかけるように「大丈夫か」とぼやく。そのウラには、自信過剰になれば必ず落とし穴に落ちる、という強い思いがある。常に不安を抱えることで、感覚が研ぎ澄まされ、良い仕事が出来る。
挟土秀平
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今日、不安とは、もうおさらばだ!
と、ぼやいた私は、そうムキにならなくてもよいのか。。と、少々救われました笑。
挟土さんは、今、岐阜で個展をされているそうです。いいなぁ。本物の創造物をこの眼で見てみたいなぁ。
音楽では、矢沢永吉さんが好きなのだそうですが、なるほど。と納得しました。『男とは。』みたいなものは、いつの時代も、男の人には、きちんと自論を持って、語らずとも漂ってしまっているような、そんな感じでいてほしいものだなぁと、多かれ少なかれ、一つのこだわりとして、私はそんなことを思っています。
『男とは。』があってから、次に『女とは。』があるように思うのです。これは、昭和生まれで、私の性格や大切にしたい物事が、こってこての昭和人的な考えの人間だからこそかもしれないですね。女とは、からの男とは、という順番だと、どうしても男が弱々しいだけの発想が浮かんできてしまいます。何故でしょう、不思議な話だ。
挟土さんのお話を聞いていて、やっぱり、きちんと行動で見せている方の発言は、色々と聞きたいな。と、改めて思いました。すごい刺激的で。面白いのです。
でも、結局のところ、私はテレビ越しのその人のことをやっぱり何も分からないままなのです。なので、リアルで会いたい。
互いに面白いと感じながら、お話が出来そうな人に今後も出会うべく、私自身の内部も、もう少しだけ深められるよう、これからも集中していたいです。出会うと、肌で分かる人の深さのようなものがありますが、私が地に足がつかない感じでいると、そういう方々と偶然のタイミングで会うような時が来たら、軽くあしらわれてしまうかと思うので、やはり、気が緩めないぞ、、、とは、思うものの。
私は、残る2016年の時目標が、『のんびりやる』というわけなので、のんびりだって深まりますように。。。
鼻筋を通ったその向こう側に、ゆっくりだんだんと、あたたかい太陽が昇る。
そんな感じで。
- 土 -