映画『 E.T. 』を観た。
素晴らしいお話だぁ。私はSFって、いつも眠くなるから、あんまり観られないんだけど。E.T.は、あらためて観て、感動した。
友情なのかなぁあぁゆうのって、なんていうか、圧倒的に特別な存在として、心を許し合い、意識を共有している仲だから、友情ともまた別のものな気がする。
理解しあいたいと想う気持ち。相手と過ごした時間が、どんなものだったか。心の優しい少年と宇宙人の物語に、感動して涙してしまった。
よく見てみると、E.T.って、見た目ぜんぜん、可愛くないのに、すごく可愛い生き物として、映るから、不思議だなぁ。猫みたいな眼と、ヨーダみたいにしわくちゃな肌と、色はテカテカの茶色。
言葉をしゃべらない最初のE.T.は、動物的で知能がなさそうで、守らなきゃ、って母性をくすぐるけど、話ができるようになったら、また違う生き物に見える。意思疎通を図り、それが出来るようになると、ものすごい親近感が湧くし、レベル的にも同じステージに立っているように思うけど。きっと相手の方が、優れているんだと思うんだよね。なにせ、宇宙人だからね。
変なパワー持ってるし、もっと賢くなっちゃったら、悪を知って捻くれて育ってしまったら、、、と、考えると。映画の中で終わるお話のその先にも続くストーリーは、ありそうだなぁ。
サヨナラという言葉を誰も教えてないからサヨナラを知らない、E.T.
E.T.が
サヨナラという言葉以外で、気持ちを伝えた別れ際の言葉。
『ずっと、ここにいるよ』
泣いたよ。笑
ぼくは物理的には、君の前から居なくなるけど。でも君の中には、ずっとぼくが居るからね。という意味を勝手に想いながら、泣いたよぉ。
いいお話だった。
- 完 -